診療案内|鈴木歯科医院|横浜市南区の歯医者・歯科

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神奈川県横浜市南区別所5-9-17

診療案内

歯周病

歯周病という言葉はよく耳にするでしょうし、30代以上の成人では多くの方がかかっている病気です。しかし、その病状をご存じでしょうか。実は、プラークを巣とする細菌が歯周組織を破壊し、最終的には歯を失ってしまう病気なのです。

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初めのうちは、歯肉にだけ感染し、炎症を起こします。症状は、歯肉が赤くなったりブラッシング時に時々出血したりするくらいで、気づかない方は少なくありません。特に、喫煙習慣がある方は腫れや出血が小さく、見過ごしてしまいがちです。

感染が歯肉だけでなく、歯を支えている骨に及ぶと、骨が減り始めて歯が揺れ動くようになります。歯を支えきれないほど骨が減ってしまったら、抜歯です。

治療は、正しいブラッシング方法を身につけて取り組むことと、通院での歯石取りです。まずは、歯周病についてよく知り、ご自分の手で悪化を食い止める意識を高めましょう。

定期検診

歯を失う原因として多いのは歯周病であり、次は虫歯です。ところが、このどちらも初期のうちは症状が目立ちません。はっきりとした症状が出てから受診する場合、すでに進行していると考えられます。定期検診を受けましょう。

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定期検診では、歯周病などの病気になっている箇所がないか検査をすることに加え、予防処置を行います。具体的には、ご自身のブラッシングでは磨ききれずに歯石となったものを除去したり、正しいブラッシングの方法をお教えしたりします。噛み合わせの状態をチェックし、生活習慣についてアドバイスをすることも、予防の一環です。

虫歯や歯周病のリスクがある箇所には、フッ素や抗菌剤を塗布します。今特に自覚症状がない方の他、治療を終えた後の再発予防にもご利用ください。

矯正歯科

当院では、成長過程のお子さまと永久歯が生えそろった大人の方々の両方を対象に、矯正治療を行っています。矯正は、歯並びを美しく整えることはもちろん、健康面や予防の意味でもメリットが期待できる治療です。

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上下の歯が正しく噛み合わない状態には名前があり、不正咬合と呼ばれます。噛み合わせが悪ければ、食べ物を十分に噛んだりすりつぶしたりできず、消化不良となる恐れがあります。噛みやすい位置を探ったり、左右どちらかの歯だけで噛んだりしていると、顎の関節に負担がかかり顎関節症になりかねません。また、一生懸命にブラッシングをしても、歯並びが悪いと磨き残しができやすくなります。

歯並びがコンプレックスで口を開けられなかった方が、自然と笑顔を浮かべられるようになったら当院も嬉しく思います。それに加え、健康や予防のためにも、矯正治療を検討してはいかがでしょうか。

ホワイトニング

天然歯を白く美しくしたい方のため、ホワイトニングを提供しています。方法は、診療室で診療チェアに座って施術を受けるオフィスホワイトニングと、主にご自宅にてセルフで行うホームホワイトニングの2種類です。

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ホームホワイトニングは、ご来院時に型取りして作製したマウスピースにお薬を入れて、お口にはめ込みます。それを1日3~4時間以上繰り返すことで、輝くような白さを目指します。日数はかかりますが、自然な白さを目指すならこちらの方法を選ばれると良いでしょう。

間近に迫った結婚式のためなど、歯を白くしたい期限がある方は、オフィスホワイトニングをお選びください。前歯など目につきやすい歯を対象に、濃いめのお薬で漂白します。時間は、1~2時間です。

なお、歯の性質や患者さまの体質によっては、ホワイトニングをご利用いただけなかったり、ご希望の白さにならなかったりする場合があります。詳しくは、歯科医師までご相談ください。

顎関節症

顎関節症とは、平たく言うと「顎の周りに何らかの異常が生じる」という病気です。無症状という方もいらっしゃいますし、口を開ける時に関節で音が鳴ったり顎が疲れやすかったりという方もいらっしゃいます。

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症状が重いケースでは、「顎の関節が痛い」「口が開けにくくなる」「口が開けられない」ということもあります。要因としては様々なものが考えられ、たとえば歯ぎしりや食いしばり、片側ばかりで噛むクセ、姿勢、ストレスなどです。

治療は、要因となるものを取り除くことと、症状を改善することの二つに分けられます。要因を取り除くには、自分の行動を意識してリスクとなる動作や姿勢を避ける「認知行動療法」やマウスピースのようなものを使う「スプリント療法」を行います。その上で、炎症などの症状が見られる場合は、薬物療法や外科的な処置も可能です。

義歯

入れ歯は当院の院長が得意とする分野です。画一的な「良い入れ歯」があるわけではありません。お口の状態に加えて、患者さま一人ひとりからうかがったお話を基に、いきいきとした日々に役立つ入れ歯作りを心がけます。

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なお、顎の骨や歯茎にも個性や加齢による変化があり、「金具が当たって痛い」「入れ歯が外れやすい」「奥歯では噛みにくい」といった不具合が生じることもあるかと思います。そうした方に向けた選択肢として、自由診療の選択肢もご用意しました。

プラスチックの入れ歯だと厚くて使いにくいという場合には、土台部分が薄い金属でできた「金属床義歯」にすると異物感が少なくなるかと思います。また、金具の代わりにピンク色の樹脂で部分入れ歯を留める「バルプラスト義歯」は、目立ちにくく安定感が良いことが特徴です。

患者さまが噛める喜びを取り戻すことが、当院の目標です。

小児歯科

乳歯は食べ物を噛んで育ち盛りに必要な栄養を取り入れやすくすることに加え、将来にわたって影響を及ぼす大切な役割を果たしています。それは、言葉を覚える過程でクリアな発音を身につけることと、永久歯の誘導です。

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永久歯が生える際、乳歯の根っこを目印にして位置を調整します。しかし、虫歯などで予定よりも早く乳歯が抜けてしまうと、永久歯は生える目印がありません。すると、本来とはズレた位置から顔を出してしまい、上下の歯が正しく噛み合わなくなったり歯並びががたがたになったりする原因になります。乳歯が役割をまっとうできるよう、虫歯予防に取り組み、もし虫歯があれば治療しておきましょう。

当院では、お子さまの虫歯予防のため、定期検診や生活のアドバイスを行っています。フッ素塗布も可能です。虫歯が悪化してお子さまが痛い思いをする前に、当院をご利用ください。

マウスガード

スポーツをしていると、選手同士が接触したり用具がぶつかったりする場面があります。脳振盪を起こして意識を失ったという話を耳にしたこともあるでしょう。そうした場面で、ケガや脳振盪のリスクを下げるために使うのが、マウスガードです。

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当院を含め歯科医院でマウスガードを作ると、一人ひとりのお口に合わせ、正しい噛み合わせになるようオーダーメイドすることができます。競技の種類に合わせた調整も承ります。もちろん、虫歯や噛み合わせの治療で口の状態を良くすることも可能です。

マウスガードを入手するには、歯科医院でオーダーする他に、既製品を買い求めたり市販のキットを使って自作したりする方法があります。しかし、その場合はフィット性が不十分で外れてしまったり、噛み合わせがズレたままのマウスガードになってしまったりするリスクも考えられます。

力を出し切るため、ご自分に合ったマウスガードをご検討ください。

インプラント

失った歯の代わりを作る治療方法の一つに、インプラントがあります。当院ではインプラント治療を提供しておりませんが、患者さまが納得なさって治療方法を選択できるよう、ご相談や質問を受け付けています。

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インプラントは、チタンという金属でできた人工歯根を顎の骨に固定し、その上に人工の歯をつなげて、自然な見た目や噛む機能を取り戻す治療方法です。入れ歯と違って取り外す手間がない一方、手術を伴う治療方法であり、完了までの期間は数ヶ月に及びます。インプラントは天然歯と同様に、きちんとお手入れをしていれば、長きにわたって使い続けることができます。

ただし、インプラントは適応に条件があり、全ケースが自由診療です。相談の上、インプラント治療を希望される患者さまには対応している医療機関をご紹介します。